神永正博『「超」入門 微分積分』のネイピア数と指数関数の導出について、復習がてらソラで書いた。
ネイピア数について
f(x)=xβの不定積分を[1,x]について取ると、
∫1xxβdx=β+11xβ+1−β+111β+1 (β=−1)
ここでβ=−1とすると、
∫1xx−1dx=−1+11(xβ+1−1)となり、計算ができない。
つまり、x−1の積分が計算できない。ので、とりあえず結果をyと置く。
y=1のとき、β+11(xβ+1−1)=1
β+11(xβ+1−1)=1
xβ+1−1=β+1
xβ+1=(β+1)−1
x={(β+1)−1}β+11
t=β+1と置くと、x=(t−1)t
β→−1なら、β+1=tよりt→0なので、
x=limt→0(t+1)t1
これを計算すると
https://wandbox.org/permlink/PrixqDBTceBKbUVz
より、x≓2.718281...=e1
より一般に、
∫1xx−1dx=β+11(xβ+1−1)=y
xβ+1=(β+1)y+1
ここで、t=(β+1)yと置くと、β+1=yt
xyt=t+1⇔x=(t+1)ty⇔x={(t+1)t1}y⇔x=ey