目次
前提知識
負の数の乗法を習い、いきなり$(-1)\times(-1)=1$を納得しろと言われた中学生
本題
中学1年生の皆さんは在宅学習楽しんでますか?お兄さんと一緒に、楽しく学びましょう(^o^)
$(-1)\times(-1)=1$は、正の数と同じ計算規則を使って計算すると証明できます。
$$\begin{aligned} \overbrace{0}^{\text{0の性質}}&=\overbrace{0}^{\text{負の数の性質}}\times(-1)\\ &=\overbrace{(-1+1)\times(-1)}^{\text{分配法則}}\\ &=(-1)\times(-1)+\overbrace{1\times(-1)}^{\text{1の性質}}\\ &=(-1)\times(-1)\overbrace{+(-1)}^{\text{負の数の性質}}\\ &=(-1)\times(-1)-1\\ \end{aligned}$$式の出発点をよく見ると、$-1$を左辺に移項することで
$$(-1)\times(-1)=1$$が分かります。このような証明は大学生になった時に、代数学でまた出会うと思います。楽しみにしててくださいね(^^)