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最近Twitterでフィフィさんのツイートが話題になっている。
一瞬、へぇ?そんな事あるか?となったが、よく考えたら、進次郎構文だった。
今日は、誰もが自分の西暦の生まれ年と年齢を足したらちょうど、2020になる日なんですって。そして、次に世界中の人が同じになるのは1000年後だそうです。今は大変な時期ですが、そんな日に、世界のみんなが幸せになれることをお祈ります。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) December 24, 2020
証明
証明してみましょう。今年を$X$年、生まれた年を$Y$年とする
すると年齢は、
です。よって、自分の西暦の生まれ年と年齢を足すと、
$$N+Y=X-Y+Y=X$$となり、今年(2020)になります。
あとがき
そもそも、このツイート見たときに、自分の西暦の生まれ年と年齢は、昨日も今日も同じなんだから、「今日だけ」成立するなんてことはありえない!と思いました。
しかし、「次に世界中の人が同じになるのは1000年後だそうです」というのを見ると、え?ほんまか?そんな事ある?と思ってしまいました。心理的ななにかの効果があるのでしょう。
このような口八丁手八丁に騙されないためにも、基礎的な数式リテラシーは必要だと感じさせる一件でした。
それではまた。